自転車博覧会とは
子供の頃に初めて手にした自転車が、行動範囲を広げ遊びのフィ-ルドを大きく広げたという経験を持っている方、多いのではないでしょうか。そんな自転車の起源は、1810年代に、カール・フォン・ドライス男爵がドイツで作った「ドライジ-ネ」と呼ばれる、地面を足で蹴って走る二輪車に始まると言われています。その後、産業革命などの技術革新や時代背景を経て、実用・レース・遊びの中で多様な発展を遂げます。近年は健康志向や環境にやさしい移動手段として再び脚光を浴びており、さらなる進化を続けています。
本博覧会では、自転車史においてもエポックメイキングな稀少な車種を多数取り揃える事ができました。本邦初公開のものから、冒険やファンタジーを感じていただける自転車も同時に展示いたします。2009年に青山商店街連合会によって「青山 自転車に優しい街」宣言をし、20店舗以上の関連ショップが点在している青山の街で、自転車の歴史や成り立ちを学んでいただくとともにアートの側面からもその多様なデザイン性を楽しんでいただける貴重な機会となるでしょう。